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おなかだけぽっこり、現代的な肥満スタイル [健康]

"誤解が多い「ご飯は太る」"の記事の最後に、
見た目はスリムなのに、おなかだけポッコリ出ている人は、
お米不足による現代的な肥満スタイルと言いました。

それはどういうことなのか、このことについて書いていきます。


誤解のないように注意ですが、
他の部位はスリムなのに、お腹だけぽっこり出ていることに対してです。
いわゆる「中年太り」とは違うものなので、ご了承ください。


原因は食事バランスの悪さ

お腹周りというのは、
体の中で最も脂肪がつきやすく、
最も脂肪を落としにくい部位です。

運動などをして体型はスリムなのにも関わらず、
おなかだけポッコリと出ている、
このような人は摂取カロリーの問題ではなく、
栄養バランスに問題があることが多いのです。

何の栄養バランスが問題なのかといいますと、
炭水化物が少ないということです。


筋肉の分解によるエネルギーの生成

炭水化物を摂取することで、動くために必要なエネルギーを生成します。
しかし、ここで炭水化物を十分に摂取しないと、
エネルギーは不足してしまいます。

このような状態で運動などをすると、
当然のことながら、エネルギー不足に陥ります。

その際、体では何が起こるかといいますと、
脂肪を分解してエネルギーを生成する、ではなく、
先に筋肉を分解してエネルギーを生成してしまうのです。

つまり、筋肉が減ることで基礎代謝は下がり、
カロリーの消費効率の悪い体になっていしまいます。


お米6割、おかず4割が理想

ご飯を減らしておかずを増やす、という方は少なくないと思います。
しかし、上述の通り、これはかえって逆効果になります。

カロリーを最も効率的に消費するための栄養バランスは、
炭水化物60%以上、タンパク質15-20%、脂質20-25%
だと言われています。

そして、炭水化物はご飯で摂取するのが理想です。
ご飯は炭水化物オンリーで構成されていると言っても過言ではなく、
事実、脂質の割合は2%程度です。
つまり、ご飯は燃焼効率も抜群によいというわけですね。


よく、市販で売られている弁当というのは、
ご飯の量が多いですよね。
でも、もしかすると、
この栄養の理想バランスを理解した上での構成なのかもしれませんね。


いや、幕の内弁当とかから揚げ弁当とかは、
脂質の量がかなり高そうですし、
やっぱ考えなしですかね (笑)



余談ですが、肉体改造では、
「高タンパク低カロリーのささみを食べろ」
とよく言われますよね。

あれはあれで合っていると思います。


だって、痩せるためではないのですからね (笑)



それでも、ウェイトトレーニングなどで必要なエネルギー源は
お米で摂ってもいいのではないかなと思いますが。




それでは、今回は以上になります。
ここまでお付き合い頂きありがとうございました。
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